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Hylyphantes graminicola (Sundevall 1830) クロナンキングモ

Linyphiidae サラグモ科

Linyphiidae サラグモ科
九州のサラグモ

サラグモは体長が1~8mmと小型で、8眼と3つの爪を持つ。
主に地表で生活し、落葉の中や岩の間などに多く観察され、シート網や皿網を使ってトビムシやダニなど小型の土壌生物を捕食する。
冬季には落葉層に獲物の土壌生物が増えることから、多くの種がこの時期に成熟する。
世界的には約600属4800種が存在し、特に北半球の冷温帯から寒帯にかけての多様性が高い。
日本では100属以上296種が記録されているが、未記載種も多く存在する。

九州では108種のサラグモが記録されており、県別に分けると以下の通り(2024/05/01現在):
福岡県:54種
佐賀県:31種
長崎県:57種
熊本県:76種
大分県:47種
宮崎県:50種
鹿児島県:27種
いまだ調査は不十分で今後も様々な種が記録され続けると考えられる。

そんなサラグモの私的なポイント
小さい(かわいいね)
多様(採集の甲斐があります)
変(頭胸部が素晴らしい)
わからない(情報が少ない, 同定楽しい)

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